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屋根裏の動物駆除はいくら?料金相場と業者に頼む流れ

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屋根裏の動物駆除_料金相場

天井裏の物音で業者を呼ぼうと考えても、料金の見当がつかないと電話しにくいものです。

この記事でわかることは次の3つです。

  • 屋根裏の動物駆除にかかる料金の目安と内訳
  • 見積もりで確認すべきことと、高額請求を避けるコツ
  • 自治体の補助金や火災保険が使えるかどうか

広告の「9,680円〜」などは最低料金です。実際の支払額は、数万円から十数万円ほどが目安です。

ただし公的な相場データはありません。この記事の数字は、複数の業者やマッチングサイトの公開情報をもとにした目安です。

目次

屋根裏の動物駆除料金の目安

広告の料金と実際の支払額は違う

業者のサイトには「9,680円〜」「2万5,000円〜」などの金額が並びます。

これは一番小さな作業をしたときの最低料金です。実際には調査の結果で作業が追加され、侵入口の数や汚れ方で金額が変わります。

公開情報から見える料金の目安

2026年9月に、業者の公式サイトとマッチングサイトの表示を確認しました。

情報源表示の種類金額(税込)
害獣駆除のROY最低料金9,680円〜(ハクビシンなど)
駆除ザウルス最低料金2万5,000円〜(害獣全般)
駆除ザウルス面積別の料金60㎡まで5万円、120㎡まで9万円
くらしのマーケット出品者の基本料金1万5,000円〜13万2,000円
価格.com支払額の中央値約9万5,500円

くらしのマーケットと価格.comの金額は、ハクビシン・アライグマ・イタチなどの区分のものです。

中央値とは、金額を安い順に並べたときに真ん中にくる値のことです。

動物別の目安

価格.comでは、動物をいくつかの区分にまとめて集計しています。

動物の区分価格.comの支払額の中央値
ハクビシン・タヌキ・イタチ(まとめて集計)約9万5,500円
アライグマ約9万5,500円
コウモリ約5万6,600円
ネズミ約14万7,700円

表の中央値は、5万円台から14万円台に分かれます。

くらしのマーケットの2026年9月の掲載例も見ておきます。コウモリは8,000円〜1万5,000円、ネズミは7,000円〜3万5,000円でした。

これは出品者の基本料金で、追加の作業は別料金です。

価格.comの集計が住宅だけのものかどうかは、ページからは読み取れません。数字は大まかな目安です。

どの動物か見当がつかないときは、先に音やフンで見分けておくと、電話で状況を伝えやすくなります。

駆除料金の内訳

料金は、次のような作業の組み合わせで決まります。

作業ごとの料金の例(害獣バーサスの場合)

次の表は、害獣バーサスが公式サイトで公開している料金表の一部です。どれも最低料金で、ほかの業者の料金とは違います。

作業内容料金(税込)
現地調査・見積もり動物の種類と侵入口を調べる無料
燻煙処理煙や薬剤で動物を外へ出す660円〜/㎡
捕獲罠カゴ設置わなを置いて捕まえる1万1,000円〜/1か所
侵入口閉鎖金網や板で入り口をふさぐ5,500円〜/1か所
天井裏清掃作業フンや巣材を取り除く1万3,200円〜
消毒・消臭処理薬剤で菌やにおいを減らす880円〜/㎡
断熱材撤去新設汚れた断熱材を入れ替える2,200円〜/㎡
再発時の保証期間内の再発に対応6か月は無料、延長は要相談

同じ作業でも、業者が変わると料金の決め方から違います。

たとえば駆除ザウルスは、ワナ捕獲を2万5,000円としています。出入り口のブロック処理は5,000円です。

再発保証は最長10年で、イタチ・ネズミ・コウモリなどは最長5年です。

1社の料金表をそのまま相場と考えるのは危険です。「どんな作業にお金がかかるか」をつかむ材料として使うのが向いています。

㎡単価の作業は家の広さで増える

燻煙や消毒を、1㎡あたりの料金で計算する業者があります。

最低単価の880円で計算しても、天井裏60㎡の消毒だけで5万2,800円になります。

一方で駆除ザウルスのように、面積ごとに作業全体の料金を示す業者もあります。見積もりを比べるときは、料金の決め方の違いにも注意が要ります。

料金が高くなる条件

同じ動物でも、家の状態で料金は変わります。見積もりが高いと感じたら、次のどれに当てはまるかを業者に聞いてみてください。

  • 侵入口が多い(古い家、瓦屋根、換気口の網が傷んでいる)
  • フンや尿の量が多く、天井板にシミが出ている
  • 断熱材が汚れていて、交換が必要
  • 屋根の上など高い場所の作業に足場が要る
  • 天井に点検口がなく、新しく開ける必要がある
  • 捕獲が必要で、自治体への許可申請がからむ
  • 夜間や休日の緊急対応を頼んだ

天井のシミが出ている場合は、尿が板にしみこんでいる可能性があります。

被害が小さいうちなら、清掃や消毒の範囲が狭くてすみます。

業者に頼む流れ

問い合わせから作業完了まで、多くの業者はおおむね次の順で進みます。

  1. 電話やフォームで相談する:音がする時間帯、場所、フンの有無を伝える
  2. 現地調査を受ける:天井裏と外回りを見てもらう
  3. 見積もりを受け取る:作業ごとの金額が書かれた書面をもらう
  4. 契約する:内容に納得してから申し込む
  5. 追い出し・捕獲:動物を家の外へ出す
  6. 侵入口の封鎖:出たのを確認してから入り口をふさぐ
  7. 清掃・消毒:フンや巣材を取り除き、薬剤で処理する
  8. 保証期間:再発したら連絡し、再施工を受ける

追い出しの前に封鎖すると、動物が中に閉じ込められます。見積もりの説明で、作業の順番も確かめてください。

天井裏を見てもらったときのこと

わが家の体験談

8月の夜、寝ていると天井裏で「パタパタ」と小動物が走る音がしました。

2階の和室の畳と床板をはがし、駆除業者に1階の天井裏を見てもらいました。

わが家では、2階の床をはがして1階の天井裏を見てもらいました。

家によって、どこから天井裏をのぞくかは違います。調査の前に聞いておくと、当日慌てずにすみます。

業者に頼むならここを比べる

業者を選ぶときは、次の4点を比べます。

  • 現地調査と見積もりが無料か、キャンセル料や出張費がかかるか
  • 見積書に作業ごとの金額が書かれているか
  • 再発保証の期間と、保証の対象になる条件
  • 自分の住む地域が対応エリアに入っているか

たとえば害獣駆除のROYは、見積もりを無料としています。作業に至らなかった場合は、出張費とキャンセル料もかからないと案内しています。

ハクビシン駆除では、3か月〜最長5年のアフターケアがあるとしています(EPARK掲載の情報)。

1社だけで決めず、2〜3社の見積もりを並べると、金額が高いか安いかの判断がつきます。

北海道や東北にお住まいの方は、地域の相談先をまとめた記事も参考になります。

見積もりで確認すること

見積書を受け取っても、その場ではサインしないでください。次の項目を1つずつ確認します。

確認すること聞き方の例
作業の範囲「清掃と消毒は、この金額に入っていますか」
追加料金の有無「作業中に追加費用が出ることはありますか」
面積の根拠「天井裏の何㎡で計算していますか」
封鎖する場所「侵入口は何か所で、どこですか」
保証の中身「再発したら、どこまで無料で直してもらえますか」
作業後の報告「作業前と後の写真はもらえますか」

追加費用が出る場合に、作業前に説明して了承を取ってもらえるかも聞いておきます。その約束を見積書などの書面に書いてもらえるか、確かめてください。

高額請求トラブルに注意する

国民生活センターに寄せられた相談

国民生活センターは、害虫・害獣駆除のトラブルについて注意を呼びかけています。

2024年4月の発表では、2023年度の相談はネズミ駆除が385件、コウモリ駆除が114件でした。

公表された事例には、次のようなものがあります。

  • ネズミ駆除:ネットに「一軒家約5,000円〜」とあった業者を呼んだ。約13万円と言われ、不安になって契約した
  • コウモリ駆除:ホームページには「約8,000円から」とあった。「今やらなければひどいことになる」と言われ、約130万円で契約した

どちらの事例も、問題は広告の金額と見積もりの差の大きさです。不安をあおって、その場で契約させる手口も共通しています。

気をつけたい業者の特徴

国民生活センターの事例と注意点を参考に、編集部で整理しました。

  • 3ケタ台など、極端に安い料金を広告に出している
  • 「今すぐやらないと大変なことになる」と不安をあおる
  • ほかの業者と比べる時間を与えず、契約を急がせる

国民生活センターは、複数の見積もりを取って比べることもすすめています。

困ったときはクーリング・オフと188番

事前の金額と請求額が大きく違う場合などは、クーリング・オフが使える可能性があります。クーリング・オフとは、契約を無条件で解除できる制度です。

訪問販売にあたる場合、契約書面を受け取った日から8日以内なら、書面かメールで解除を伝えられます。

迷ったら、消費者ホットライン「188」に電話を。近くの消費生活センターにつながります。

自分で駆除すれば安くなる?

自分でできる範囲は動物で違う

自分でやれば、業者の作業代はかかりません。ただし、動物によってはできることが法律で限られています。

動物自分で捕獲できるか
家ネズミ(ドブネズミなど3種)鳥獣保護管理法の対象外で、捕獲してよい
ハクビシン・アライグマ・イタチ原則として許可が必要。自治体に確認を
コウモリ捕獲には必ず許可が要る。追い出しはできる

家ネズミはドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種です。コウモリは、傷つけない方法なら追い出せます。

鳥獣保護管理法に違反して捕まえると、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象になります。

アライグマは特定外来生物ですが、だからといって誰でも捕まえてよいわけではありません。

自分でやるときに気をつけたいこと

天井裏のフンや尿には、病原体が含まれていることがあります。ネズミはレプトスピラ症やサルモネラ症などを運ぶとされています。

作業するときは、手袋とマスクをつけます。フンに直接触れたり、吸い込んだりしないようにしてください。

侵入口をふさがないと、追い出しても同じ場所から戻ってきます。高い場所の封鎖は、無理をせず業者に任せたほうが安全です。

補助金と火災保険は使える?

自治体の補助金・助成金

一部の自治体には、害獣の対策費用を補助する制度があります。

自治体対象内容
東京都足立区ハクビシン・アライグマの侵入口をふさぐ工事最大10万円(税抜の全額)
山形県山形市タヌキ・ハクビシンの箱わな捕獲を業者に頼む費用費用の2分の1(上限1万5,000円)

足立区は、区の捕獲事業を利用したことが条件です。工事は、日本ペストコントロール協会の会員業者が行う必要があります。

どちらも、工事や捕獲の前に申請が必要です。先に業者と契約すると、補助を受けられないことがあります。

制度があるかどうかは自治体で違います。業者に連絡する前に、市区町村の環境課などに問い合わせてみてください。

火災保険は使えないことが多い

損害保険会社の資料では、「ねずみ食い」による損害を保険金を支払わない例に挙げているものがあります。

駆除の作業代が補償されるかどうかも、保険によって違います。

契約している保険の約款(契約のルールを書いた書類)で、動物による被害の扱いを確認するのが確実です。

よくある質問

屋根裏の動物駆除は、見積もりだけでも頼めますか?

現地調査と見積もりを無料にしている業者はあります。キャンセル料や出張費の扱いは業者ごとに違うため、電話の時点で確かめておきます。

イタチやアライグマの駆除費用は、ハクビシンと違いますか?

価格.comでは、ハクビシン・タヌキ・イタチの区分とアライグマの区分があります。中央値はどちらも約9万5,500円でした。

金額は、侵入口の数や汚れの広さで大きく変わります。

屋根裏のコウモリ駆除で、費用が上がるのはどんなときですか?

コウモリは小さなすき間から出入りします。すき間が多い家や、屋根の近くなど高い場所の作業では、封鎖の手間が増えて金額が上がりやすくなります。

市役所に頼めば無料で駆除してもらえますか?

足立区のように、区が捕獲事業を行っている例があります。ただし、何をしてくれるかは自治体で違うため、まず窓口に問い合わせてください。

賃貸住宅の場合、費用は誰が払いますか?

自分で業者を呼ぶ前に、大家さんか管理会社に連絡するのが先です。建物の問題として、貸主側が対応することもあります。

まとめ

  • 広告の「〜円から」は最低料金で、実際の支払額は数万円から十数万円が目安
  • 料金は侵入口の数、天井裏の広さ、汚れ具合で大きく変わる
  • 極端に安い広告と、その場で契約を急がせる業者には注意する

まずは市区町村に補助金の有無を確認し、そのうえで2〜3社から無料の見積もりを取ってください。作業ごとの金額が書かれた見積書を家族と見比べてから決めると、失敗しにくくなります。

参考にした情報

料金の目安は、次の業者・サイトの公開情報(2026年9月確認)をもとにしています。

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